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堺市 Ｓ様宅 床下の状況並びに施工要領
先日作業させていただいたお客様です。
台所の窓枠から羽アリが出てきて困っている、駆除して欲しいとのご依頼があり調査にお伺いしました。
お客様から聞き取りした結果、黒褐色の羽アリだったとの事でありヤマトシロアリと推測、早速床下の状況確認を行いました。
これは台所の窓枠部分床下の写真です。
この画像では束柱の下部がシロアリによって食害され喪失しているのがわかります。
次に２階和室に敷かれていた畳の裏側です。
白い帯状の跡を確認することが出来ます、この砂の帯が蟻道と呼ばれるものでシロアリの通り道となります、シロアリは湿気が好きで乾燥を嫌います、よって自身が乾燥してしまうのを防ぐために、このようなトンネルを延伸し地中や物の表面を移動しながら被害箇所を拡げていきます。
次の画像は２階の床板を外した後の木部の状況です。
各蟻道を処理清掃し、木部各所に対し専用の薬剤を吹き付け木部へ薬剤を浸透させ、床下部分には土壌処理（土壌処理専用薬剤）を散布し、防除・駆除工事をしました。
